フイリシハイスミレ(斑入紫背菫)
<学名:Viola violacea Makino f. versicolor E.Hama>
スミレ科 スミレ属 多年草
<学名:Viola violacea Makino f. versicolor E.Hama>
スミレ科 スミレ属 多年草
一秋の地元では見られないスミレです。
長野まで見に行ってきました。
シハイ スミレで葉が斑入りのものです。
撮影日 2018.05.05: 長野県
本州中部(長野県)以西、九州に分布山間部に生育する。
標高が高い場所とは限らないが、市街地や耕作地の周りに
出現することはなく、雑木林や森林の林縁などに生える。
やや木陰に見られることが多い。
標高が高い場所とは限らないが、市街地や耕作地の周りに
出現することはなく、雑木林や森林の林縁などに生える。
やや木陰に見られることが多い。
数は多く、生育地では密集した群落は作らないが、
まばらに多数が生えた結果として一面に花が咲いているのを
見ることがある。
背丈はせいぜい10cm、より低いこともある。
葉は少数を根生する葉は長い柄があり、葉身は2-4cm、
葉柄はそれと同じくらいか長い程度。葉身は細長く、三角状狭卵形、
基部は深い心形。縁にはごく浅い鋸歯が出る。葉は柔らかく、
表面は深緑色で白い斑が入る。裏面は緑の色が薄く、
それに紫の色が乗るのが普通である。
葉柄はそれと同じくらいか長い程度。葉身は細長く、三角状狭卵形、
基部は深い心形。縁にはごく浅い鋸歯が出る。葉は柔らかく、
表面は深緑色で白い斑が入る。裏面は緑の色が薄く、
それに紫の色が乗るのが普通である。
紫の色には個体差があり、
薄く紫のものからかなり濃いものまであり、色の濃いものでは
葉柄なども紫がかる。両面とも毛はない。
薄く紫のものからかなり濃いものまであり、色の濃いものでは
葉柄なども紫がかる。両面とも毛はない。
花茎は細く立ち上がる。花期は4-5月と言われるが、
同じ地域のスミレの中でも早いほう。
同じ地域のスミレの中でも早いほう。
花は赤みの強い紫だが、
ほとんど白く見えるほど薄い場合もある。花弁は長さ8-11mm、
側弁はふつう無毛、距は5-6mm、細くて上を向いている。
ほとんど白く見えるほど薄い場合もある。花弁は長さ8-11mm、
側弁はふつう無毛、距は5-6mm、細くて上を向いている。
名称は紫背菫で、葉裏が紫であることを指したものとのこと。