オオバタチツボスミレ
オオバタチツボスミレ
オオバタチツボスミレに会いに長野県の北の方へ行ってきました。
オオバタチツボは尾瀬なんかで見られる花として知られています。
高所の湿原に生えているスミレですが北の方、北海道だと低地でも見られるようですね。
オオバタチツボスミレ(大葉立坪董)
<学名:Viola langsdorfii Fisch. ex DC.
subsp. sachalinensis W.Becker>
スミレ科 スミレ属 多年草
<学名:Viola langsdorfii Fisch. ex DC.
subsp. sachalinensis W.Becker>
スミレ科 スミレ属 多年草
環境庁RDB:準絶滅危惧
本州の中部地方以北、北海道の日当たりの良い湿原や
湿り気のある草地など湿地に生育する地上茎のあるスミレ。
北海道では海岸付近でも見ることが出来るが
本州では標高の高いところでしか見られない。
湿り気のある草地など湿地に生育する地上茎のあるスミレ。
北海道では海岸付近でも見ることが出来るが
本州では標高の高いところでしか見られない。
撮影日 2017.6.24: 長野県
絶滅危30㎝くらい 。
葉は大型で長さ3~7cmの円心形、ふちに波状の鋸歯がある。
托葉に浅い鋸歯がまばらにあるがないものもある。
毛が生えていますね。ケオオバタチツボスミレとした方がいいのかもしれません。
花期は、5月中旬~7月上旬頃
直径2~3㎝前後と大型で、紫紅色。花弁には紫色の筋が見られます。
距はぽってりとして短いです。
距はぽってりとして短いです。
花は径2~3cmで花弁は5枚、花色は紫紅色。
各花弁には紫色のすじが目立つ。側花弁基部に
白毛があって距は短い。
柱頭の様子が分かりますかね。
ニョイスミレに似て,上面が広がりながらややひさし状になります。
ニョイスミレに似て,上面が広がりながらややひさし状になります。
別名 ヤチスミレ
タチツボスミレの名がついているが、
ニョイスミレの大型種という感じです。
タチツボスミレよりニョイスミレに近い仲間です。
前日仕事が夜中まででしたので、あまり早めに出かけられず
時間が取れなくてあまり散策できず、
他にもいろいろと面白そうな植物たちの情報はあったのですが
この花を撮ってすぐに帰ってくることになってしまいました。
次回は時間に余裕をもっていろいろ観察したいです。