物臭狸の『すみれ world』

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2018年04月

今回はフギレコスミレとの初出会いの思い出話です。



フギレコスミレ(斑切れ小菫)
<学名:Viola japonica×eizanensis >
スミレ科 スミレ属 多年草






初めてフギレコスミレに出会ったのは
2009年 4月 12日のことでした。
スミレにのめり込むようになってから
数年目のことでした。
イメージ 1
撮影日 2009.4.12: 群馬県
近くにはヒカゲスミレやエイザンスミレが多く
その交雑種スワスミレも見られるところです。
最初は「コスミレか・・・」と思ったのですが
鋸歯、切れ込みが違う・・・
イメージ 2
で、いろいろ書物など調べてフギレコスミレの存在を
知りました。
姿からフギレコスミレと同定しました。
花はほぼ終わった状態でしたので、来年の開花に
期待したものです(次の年見られなかったのを覚えています。)
イメージ 3
写真を見返すと距の様子はコスミレとは違いますね。
イメージ 4
とても切れ込みが荒いのが印象に残っていました


フギレコスミレ(斑切れ小菫)
<学名:Viola japonica×eizanensis >
スミレ科 スミレ属 多年草




前の記事『フギレコスミレ』の近くで別の株があるのを
見つけました。

イメージ 1
撮影日 2018.4.1: 群馬県
前に記事にした株とほぼ同じような形態です。
イメージ 2

イメージ 3
側弁に毛が生えています。
イメージ 4
やはり距はエイザンスミレに似てきています。
イメージ 5
葉の縁に浅い不規則な切れ込みがあります。
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近くのコスミレです。
イメージ 7
葉の切れ込みが全く違います。
側弁には毛が生えていません。
イメージ 8



前回記事にした株の花は、もうすっかり終わっていました。
イメージ 9
種ができているか、触ってみるとまるっきり何も
入っていないようです。
不稔のようです。
雑種は不稔になることが多いです。

イメージ 10
こちらはその近くのコスミレです。
やはり花が終わっていますが、こちらは触ると種の感じが
はっきりわかります。

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