こんな環境に生えています。
タチツボスミレの渓流型変種。
増水すると冠水するような渓流中流域の河原の砂地や
岩上等に渓流沿いに生育する。
有茎で,地下茎が発達している。
高さ5-10cm程。根生葉は1.5~2.5cmの三角形で基部は
切形から浅い心形。
茎葉は花期は目立たず、花後1.5~2.5cmで三角形から
長三角形。基部はくさび形。葉の表面に光沢があり無毛。 花は普通淡紫色だがやや細身で、
花弁の長さは0.8~1.2cmで距は6~8mm。
距は白っぽい。唇弁と側弁には紫色の筋がある。
側弁と柱頭は無毛で柱頭は筒形、上又はやや横を向く。
距は細くなり上向きに曲がるものが多い。
花の後、閉鎖花をつける。
花は形態はほとんどタチツボスミレと変わらないが、
花弁がやや細い傾向にある。
花弁がやや細い傾向にある。
葉はタチツボスミレに対して小さく葉基部が心形とならず、直線状から、くさび状にになる。