ナエバキスミレ(苗場黄菫)
<学名:  Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W.Becker
               subsp. brevistipulata
               var. kishidae (Nakai) F.Maek. et T.Hashim.  >
スミレ科 スミレ属 多年草



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撮影日 2019.07.00: 群馬県


上越地方から東北南部の亜高山に分布する、オオバキスミレが
亜高山帯で小型化した変種です。

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根茎で増えるので群落を作っている事が多いです。
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茎は紅紫色を帯び、短い毛が生えている。
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葉はやや厚くて光沢があり、心形で先が尖る。
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葉脈がへこみ鋸歯があり裏面は紅紫色を帯びる。
上部の茎葉は細長い。

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花は鮮黄色、側弁の基部は有毛で、唇弁には紅紫色の条が入り、
花弁の裏側は紅紫色を帯びる。

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上弁と側弁が大きく舌弁は小さい

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距はとても短い。