ハグロスミレ(葉黒菫)
タカオスミレ
(高尾菫)
<学名:Viola yezoensis Maxim. 
   f. discolor (Nakai) Hiyama ex F.Maek. >
スミレ科 スミレ属 多年草


黒い葉のスミレ・榛名山の ヒカゲスミレ です。
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撮影日 2018.04.22: 群馬県
榛名では普通のヒカゲスミレも見られますがこんな変わった葉色の
ものも見ることが出来ます。
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タカオスミレは、「ヒカゲスミレ」の葉が茶色に変色した品種です。
葉の表面がこげ茶色をしている。ただし、花が終わると緑色の葉が
出てくるようになるのでヒカゲスミレとの見分けはむずかしくなる。
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葉色以外は普通のヒカゲスミレと変りありません。
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花はヒカゲスミレと変わりありません。
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葉の裏が緑のものを"ハグロスミレ"と呼び、葉の裏まで赤褐色を帯びているのをタカオスミレとしていたようですが今は両方合わせてタカオスミレというようになっているようです。
 (現在では葉の表面が黒紫色になっていれば全て「タカオスミレ
ということです。)


全国に分布しているが、高尾山で最初に発見され、
 昭和3(1928)年にヒカゲスミレの変種として発表されました。
(高尾山で発見されたことからタカオスミレの名が付けられました。)