2022年03月30日 アオイスミレ-2 早咲きのスミレ アオイスミレまずはいくつかご覧ください。白いのから青いのまで色のばらつきが大きいですね。青白・2つ並べてみました。 (ちょっと花弁が虫に喰われたのか欠けていますが…)株元の様子托葉は毛のような切れ込みがあります。白い粗い毛が多いです。雌蕊の先が曲がっています。距は色が濃くやや太くて上を向くものや鉤型になるものも多いです。がくの付属体は丸くて歯がないです。 楽天 https://books.rakuten.co.jp/rb/16849331/?l2-id=pdt_sl_pr_iname_1#20439034amazon https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%ACworld-%E8%8A%B1%E9%87%8E-%E4%B8%80%E6%98%8E/dp/4866414227
2022年03月24日 コスミレ コスミレ(小菫)<学名:Viola japonica Langsd. ex Ging.>スミレ科 スミレ属 多年草だいぶ暖かくなってきました。コスミレ 春の花が綺麗に咲きだしていました。撮影日 2022.3.19: 群馬県名前は小菫ですが意外と大きくなります。未だ咲きだしたところで葉もあまり育っていませんでした。割と多花性のスミレで、沢山花をつけたものに出会えます。葉の様子葉は数多く束生し、花期には長さ2~5cmの長卵形で先はとがる。裏面は淡紫色を帯びることが多く、夏の葉は三角形で大きい。側弁の基部に毛が無いタイプがこちらでは多いのですが毛の生えているタイプもあり [ ヒゲコスミレ ] なんて呼ばれます。距はしっかりした円筒形。 私の作った図鑑ではP.44~P.47と4ページにわたって解説といくつもの株の花を撮ったものを載せています。ヒゲコスミレとシロバナツクシコスミレは別ページにしてあります。
2022年03月20日 アオイスミレ いよいよ菫の季節到来です。撮影日 2022.03. 05,12: 群馬県スミレ類の中では早咲きのアオイスミレです。だいぶ咲き出してきました。円い葉が特徴ですね。白く粗い多く生えています。柱頭の先がくの字に曲がり下を向く特徴があります。 楽天 https://books.rakuten.co.jp/rb/16849331/?l2-id=pdt_sl_pr_iname_1#20439034amazon https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%ACworld-%E8%8A%B1%E9%87%8E-%E4%B8%80%E6%98%8E/dp/4866414227
2022年03月14日 すみれ達 いよいよ菫の季節到来です。こちらのブログも冬眠状態でしたがそろそろ目覚めないといけませんね。まずは近くで見たすみれ達を載せましょう。撮影日 2022.03. 05,06: 群馬県タチツボスミレコスミレアオイスミレ 自著をちょこっと宣伝しときます。 これからのすみれの季節 スミレの図鑑として活用できます。『 スミレworld 』基本種 47種 ・ 編品種 36種 ・ 雑種 25種について図鑑のようにまとめています。花の正面、横顔、葉の姿を一緒に載せています。いろいろな資料から分布を調べて日本地図上に表示したものも付けました。ブログに載せていたものを中心として観察記録やその他の資料を追加して1冊にまとめて50音順にして記載しました。楽天 や amazonなどで購入することができます。1,925円(税込み)
2022年01月01日 謹賀新年 あけましておめでとうございます。昨年は何とか図鑑風のスミレの本『スミレworld』を出版できました。が、ブログの方は開店休業状態になってしまいました。なかなか思うようにはアップできないですが、少しずつでも進められるように努力していきたいと思っています。 本年もよろしくお願いいたします。『 スミレworld 』基本種 47種編品種 36種雑種 25種について図鑑のようにまとめています。花の正面、横顔、葉の姿を一緒に載せています。いろいろな資料から分布を調べて日本地図上に表示したものも付けました。ブログに載せていたものを中心として観察記録やその他の資料を追加して1冊にまとめて50音順にして記載しました。楽天 や amazonなどで購入することができます。去年載せそこなったものをいくつかご覧いただきたいと思います。オオタチツボスミレです。長野県の高原で見かけたものです。普通のオオタチツボスミレはこんな色なんですがやや薄くピンクに見えるものが多かったです。
2021年08月15日 お知らせ 今までいろいろとスミレに関する記事を掲載していました。この辺で一度まとめておこうと、冊子にすることにしました。色々とあったんですが、やっと発行までこぎつけました。タイトルはブログ名と同じく『 スミレworld 』としました。「見聞録」として図鑑みたいな形にしてブログに載せていたものを中心として観察記録やその他の資料を追加して1冊にしました。図鑑のようにまとめています。記載事項は今までに発行されているいろいろな図鑑類と違いはありません。(違っていたら間違いですね。)花の正面、横顔、葉の姿を一緒に載せています。いろいろな資料から分布を調べて日本地図上に表示したものも付けました。掲載種としては基本種 47種編品種 36種雑種 25種について記載しました。興味があればぜひ読んでみていただければ嬉しいです。実はまだ著者本人は本を手にしていません。!が楽天 https://books.rakuten.co.jp/rb/16849331/その他のネット上で予約が始まっているようです。出版社からの連絡では、出来上がるのは8/20頃、発行は9/2(本には発行日としてもっと後の日にちが掲載される)実際に出来上がって本を手にしたら詳しくお知らせします。よろしくお願いします。
2021年08月08日 チシマウスバスミレ チシマウスバスミレ(千島薄葉菫)<学名:Viola hultenii W.Becker> 影日 2021.06.06: 長野県環境省カテゴリ: 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 千島列島、サハリン、カムチャツカ半島南部等に分布し、日本では北海道の東部、低地に生育、本州(早池峰山五葉山・鳥海山・朝日山地・駒止湿原・尾瀬・足尾山地横根山・長野県カヤの平など山地から亜高山帯の湿原または湿地のミズゴケ床に生育)に分布する。環境省絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅱ類(VU))に指定されている高さ5~8cmの地上茎のないスミレ。 葉は1~2枚、開花前に展開する。質の薄い腎円形で長さ1~3cm、先は円頭またはやや尖り、基部は深い心形、縁にはやや粗く低い鋸歯がある。表面は鮮緑色で、細い毛が散生、裏面はわずかに短毛があるか無毛。開花の後、細長い匐枝を伸ばし、先端に新苗をつけて増えるので小群落となっていることが多い。花期は5~6月。展開した葉の間から花柄を出し径1~1.5cmの白色の花をつける。上弁は反り返り、側弁の基部は無毛または有毛、唇弁には紫条がある。距はやや細く短い。萼片は卵形から披針形で、付属体は全縁。花柱はカマキリの頭形になり、上部の両翼が左右に短く張り出す。別名をケウスバスミレも呼ばれ同じスミレ属ウスバスミレ節で近縁のウスバスミレによく似る。そっくりでほとんど見分けはつかないほど。ウスバスミレを基本種とする変種とされたこともあるが、現在は独立種とされている。 チシマウスバスミレは葉の縁や表面に ウスバスミレの葉には毛があり、ときに裏面にも生えることがある 両面ともに毛が生えない。鋸歯はやや粗い低平な鋸歯 ウスバスミレは鋸歯の上下が 重なりあう。生育環境が異なり亜寒帯から冷温帯のミズゴケ湿地 ウスバスミレは、亜高山帯 針葉樹林の林下の湿った コケむす場所