物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

ツボスミレ

ニョイスミレ(如意菫)[ツボスミレ(坪菫)]
<学名:Viola verecunda A. Gray >
スミレ科 スミレ属 多年草



撮影日 2017.06.24: 長野県-奥志賀
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撮影日 2017.06.17: 野県-志賀高原
 
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撮影日 2017.05.02: 群馬県-榛名
 
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撮影日 2017.04.29: 群馬県-一秋地元
 
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撮影日 2017.04.30: 埼玉県-秩父
 
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撮影日 2017.05.28: 長野県-美ヶ原
 
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撮影日 2017.06.04: 長野県-霧ヶ峰
 
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撮影日 2017.05.20: 群馬県-野反
 
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ニョイスミレ(如意菫)[ツボスミレ(坪菫)]
<学名:Viola verecunda A. Gray >
スミレ科 スミレ属 多年草












北海道から九州、屋久島まで分布し、各地で普通
日本国内では個体数でタチツボスミレに次いで多い
ともいわれる。日当たりの良い畦や、沢沿いなど
湿り気のある草地に生え、山間部では人里にも
珍しくなく、畑や水田の水路脇などに多く
見かける。匍匐枝をのばすので、小さな群落を作る。
時には畦に一面に出現することもある。

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全体に小柄で、茎は斜めに伸びるか横に這い、
草丈は5-25cm。

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葉は丸っこく、基部は深く心形、
緑色でつやがなく、無毛。長さ2~4センチ程度。

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葉の縁には粗くて背の低い鋸歯がある。

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托葉には少数の欠刻があるのみであまり切れ込まない。

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花期は遅い方で、4月末~6月
地上茎のある種類のなかでは、最も小さく径1cmほど。
花は匍匐する茎の葉腋から出て、花柄は立ち上がり、
葉より少し上に出て花をつける。

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花色は白で、上弁は反り返る。花弁には基部に向けて
紫の筋が入る。紫の筋の濃さには差があり、
場合によっては花全体が紫を帯びる。

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花弁はやや細め。距は丸くて短い。ガクの付属体は
小さく目立たないです。

和名としては坪菫如意菫がある。坪は庭の意で、庭に生えるスミレ
との意味で、古くからの名である。
如意菫は牧野富太郎の命名によるもので、葉の形が仏具の如意(孫の手の
ような形の威儀具)に似ることによる。
これは前者がこの種を特定するものではないので、命名し直したとのこと。

「日本植物誌」「原色日本植物図鑑」「日本の野生植物」など日本産植物の標準的な図鑑として使われてきた文献ではツボスミレが使われている。
YListもこれを用いている。
それに対して『日本のスミレ』などはニョイスミレを使っている。

学名と異なり正式のルールがない和名はどちらの使用も許容されることが、紛らわしさを生じさせている。

今年もいろいろな場所でたくさん撮っているのでいくつかをご覧ください。

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