パンジー / ビオラ
パンジー / ビオラ
過去に撮っていたいろいろな花をご覧ください。
パンジー(三色菫)
<学名:Viola × wittrockiana >
スミレ科 スミレ属 園芸植物
スミレ科 スミレ属 園芸植物
サンシキスミレ(Viola tricolor)から分化したものと考えられ、
サンシキスミレの亜種 Viola tricolor hortensis とされることが
あるが交雑と交配が進んだ園芸品種群です。
通称でサンシキスミレと呼ばれる
サンシキスミレの亜種 Viola tricolor hortensis とされることが
あるが交雑と交配が進んだ園芸品種群です。
通称でサンシキスミレと呼ばれる

1800年代に北欧で、アマチュア園芸家が大きく鮮やかな群性の
スミレを作るため、野生のサンシキスミレと野生のスミレ
ビオラ・ルテア(V. lutea)、さらにビオラ・アルタイカ
(V. altaica)等を交配して生まれた。
スミレを作るため、野生のサンシキスミレと野生のスミレ
ビオラ・ルテア(V. lutea)、さらにビオラ・アルタイカ
(V. altaica)等を交配して生まれた。

パンジーは非常に丈夫な植物で、降雪で株が雪に埋まっても、
低温で凍結しても、あまり損傷せず、雪や凍結が解けた後
活動を再開する。
低温で凍結しても、あまり損傷せず、雪や凍結が解けた後
活動を再開する。

交配が進み、黄金、オレンジ、赤、紫、青紫、白青、
菫色、黒(濃青)、複数色の混合など、多彩な色彩がある。
花壇やプランター、鉢植え、ハンギングなど用途は幅広く
春花壇には欠かせない植物です。
菫色、黒(濃青)、複数色の混合など、多彩な色彩がある。
花壇やプランター、鉢植え、ハンギングなど用途は幅広く
春花壇には欠かせない植物です。

パンジーは日当たりがいいところでよく生長する。
秋蒔きの一年草であり、通常、ライフサイクルの完結には
足掛け2年を要する。1年目に青葉を茂らせて冬を越し、
2年目に花、実をつけた後に枯死する。
秋蒔きの一年草であり、通常、ライフサイクルの完結には
足掛け2年を要する。1年目に青葉を茂らせて冬を越し、
2年目に花、実をつけた後に枯死する。

開花期は10月~5月。秋にタネをまくと、早いものでは
晩秋から花が咲き始め、翌春まで楽しめます。
家庭園芸用としても非常にバラエティーに富んだタネが
市販されます。
晩秋から花が咲き始め、翌春まで楽しめます。
家庭園芸用としても非常にバラエティーに富んだタネが
市販されます。

寒冷地では多年草だが、日本の多くの地域では夏の気候が
暑すぎるため枯れてしまう。ほとんどの園芸家は、
ホームセンターなどで苗の状態で購入し、庭に移植する。
こぼれ種でも自然に増える。
暑すぎるため枯れてしまう。ほとんどの園芸家は、
ホームセンターなどで苗の状態で購入し、庭に移植する。
こぼれ種でも自然に増える。

日本に入ってきたのは江戸時代末の1864年頃とされています。
当時は遊蝶花、胡蝶草などと呼ばれていました。
当時は遊蝶花、胡蝶草などと呼ばれていました。

戦後一般に栽培されるようになり、昭和30年代に
園芸家を中心としたパンジーの会が結成され、
世界各地から様々なパンジーが収集されました。
園芸家を中心としたパンジーの会が結成され、
世界各地から様々なパンジーが収集されました。

昭和40年代に入ると種苗会社が本格的な育種を開始して、
優良品種が数多く作出されるようになります。
優良品種が数多く作出されるようになります。

日本での育種は現在でも非常に盛んで、種苗会社や
個人育種家によって多くの品種が作出され続けています。
個人育種家によって多くの品種が作出され続けています。

かつては大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものを
ビオラと呼んで区別していましたが、現在は複雑に交雑された
園芸品種が登場し、区別できなくなっています。
ビオラと呼んで区別していましたが、現在は複雑に交雑された
園芸品種が登場し、区別できなくなっています。

※ パンジー、ビオラは、園芸における便宜的な言い方で、 厳密な区分も学術的な相違はない。
花が人間の顔に似て、8月には深く思索にふけるかのように
前に傾くところからフランス語の「思想」を意味する単語
パンセ(pensee)にちなんでパンジーと名づけられた。
このその由来のために、パンジーは長い間自由思想のシンボル
とされていました。
前に傾くところからフランス語の「思想」を意味する単語
パンセ(pensee)にちなんでパンジーと名づけられた。
このその由来のために、パンジーは長い間自由思想のシンボル
とされていました。

種子や根茎にビオリン、ビオラルチンやその他のサポニン類・
グリコシド類を含み、誤食すると嘔吐や神経麻痺、心臓麻痺を
引き起こす可能性があるそうです。
グリコシド類を含み、誤食すると嘔吐や神経麻痺、心臓麻痺を
引き起こす可能性があるそうです。





パンジー
Reコメや皆さんのところになかなか伺えず失礼ばかりで申し訳ないです。
パンジーにも色々な品種があって綺麗なものですね。我が家の周りで見ることが出来たいくつかをgifで紹介しておきます。
