分類
柱頭 ③アオイスミレ類
ニオイスミレ類 {アオイスミレ/エゾアオイスミレ}
西洋のスミレで有名なニオイスミレに近縁な仲間(ニオイスミレ類)
日本に分布するのは
アオイスミレ / エゾアオイスミレ
の2種です。
未だ完成していません。随時編集しています。!!!!
********** 共通する特徴 **********
荒い白毛が多いスミレです。
雌しべの先がかぎ形に曲がっている点はどちらにも共通しています。
丸い果実は他のすみれと違い果柄を上に伸ばして飛ばすようにならず
株元にごろんと転がっています。
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<学名:Viola hondoensis W.Becker et H.Boissieu>
ススミレ科 スミレ属 ニオイスミレ類 多年草
北海道から九州の宮崎県に分布。
山地の明るい森林内や林縁部のやや湿ったところに多い。
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エゾアオイスミレ(蝦夷葵菫)
<学名:Viola teshioensis Miyabe et Tatew.>
スミレ科 スミレ属 ニオイスミレ類 多年草
スミレ科 スミレ属 ニオイスミレ類 多年草
本州の中部以北の標高のある落葉樹林下に分布
エゾアオイスミレ 詳細 ☞★
エゾアオイスミレ 詳細 ☞★
葉は花期にあまり開いていない。
葉はアオイスミレより細長く先がとがった卵形
花期に越冬葉はない。
両端が巻き込んだ感じで直立して出てくる。
+++++ ***** 比 較 ***** +++++
①株姿
エゾアオイスミレの葉は花期にあまり開いていません。
②葉
葉の形は明らかに違いますね。
エゾアオイスミレの葉は先が尖り気味です。
③花
花も雰囲気が違いますね。
エゾアオイスミレは側弁が開いているようです。
④分布
アオイスミレは日本全国に分布、エゾアオイスミレは北の方中心ですね。
世界的にみるとアオイスミレは日本近辺だけで、
エゾアオイスミレの方が東アジア中心に広く分布しているそうです。
『日本のすみれ』の著者 いがりまさし氏
は
アオイスミレは日本の温暖で湿潤な気候に合わせて進化してきたのではないか
と本の中で述べています。