アワガタケスミレ
アワガタケスミレ archive

新潟県・山形県・福島県の日本海側多雪地帯に分布、
日当たりのよい岩場や岩礫地、崩壊地に生える。
葉は心形で小さく葉脈が目立つ。光沢があり、長さ約2㎝、
基部は切形で葉縁には特徴のある鋸歯がある。
幼葉は丸く、生長すると先端がやや尖る。
花期4~5月 細く長い花柄を数本出して先端に、約1センチ、
距の長さ約1.5センチのナガハシスミレに似た距の長い
小形の淡紫色の花をひとつつける。
側弁の基部は無毛。
日当たりのよい岩場や岩礫地、崩壊地に生える。

基部は切形で葉縁には特徴のある鋸歯がある。


距の長さ約1.5センチのナガハシスミレに似た距の長い
小形の淡紫色の花をひとつつける。


新潟県の粟ガ岳で見出されたのが和名の由来
粟ヶ岳付近のわずかな場所でしか自生が
確認されていない貴重なスミレ環境省準絶滅危惧(NT)に
指定されています。

ナガハシスミレによく似ているが、
ナガハシスミレの葉柄は立ち上がるのに対して、
アワガタケスミレの葉は地面に伏せがちで全体に小ぶり
厚くて基部が切形であること、また葉の光沢が強いのが
大きな相違点です。
従来ナガハシスミレの変種とされていたり、
ナガハシスミレとテリハタチツボスミレの雑種
などとされていましたが、
1997年に山崎敬先生によって
新種として発表されました。
アワガタケスミレ < Viola awagatakensis T.Yamaz., I.Ito et Ageishi >
詳細追加

アワガタケスミレ < Viola awagatakensis T.Yamaz., I.Ito et Ageishi >
(2009/11/4(水) 午後 10:01)
**************** **************** アワガタケスミレ **************** ****************
[ Viola awagatakensis T.Yamaz., I.Ito et Ageishi ]
近年になって新種として認められたスミレ。ナガハシスミレの変種とか雑種ではないかと
されてきたが、1997年に新種として記載された。
ナガハシスミレに似ているが小型のものが多く、分布が新潟県の一部に限られている。
花はナガハシスミレ(別名・テングスミレ)同様に大変距が長い。
葉の基部が切形で表面に光沢があるのが最大の特徴である。
されてきたが、1997年に新種として記載された。
ナガハシスミレに似ているが小型のものが多く、分布が新潟県の一部に限られている。
花はナガハシスミレ(別名・テングスミレ)同様に大変距が長い。
葉の基部が切形で表面に光沢があるのが最大の特徴である。
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