物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

サクラスミレ

前の記事で本の表紙になっているスミレが「サクラスミレ」
でした。
そこでサクラスミレに付いて図鑑風にまとめた種類解説の
改訂をしましたのでご覧ください。
こういうのを作ると再発見や写真や知識の不備などが
良く分かります。不足部分は
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にしておくと後で見返すのに役にたちますし・・・
 
サクラスミレ(桜菫)<学名:Viola hirtipes S.Moore>
スミレ科スミレ属 多年草
 
 
北海道、本州、四国、九州の明るい林縁から
日当たりの良い草地、草原に生育
中部以北が分布の中心で西日本では少ないという。
葉は三角状長卵形で鈍頭、鈍い鋸歯があり基部は心形。
葉柄や花柄には粗い白毛が目立つ。
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花の直径2.5 cm前後で、野生のスミレの中では最も大きくて
菫の女王とも呼ばれる。
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名前の由来は、花弁の先がサクラの花びらのように
くぼんでいるからという
事ですが、そのような花弁は
あまり多くは無い。
 
では物臭図鑑のサクラスミレです。
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 榛名で咲いていたチシオスミレです。
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姿はサクラスミレと変わりません。
全体に白く荒い毛が生えています。
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側弁にはひげがたくさん見られます。
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葉に入った紫色の斑が血潮の由来となっています。
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榛名ではチシオスミレのほうが多かったです。
 
**************************   5/26 追記  **************************
今日長野で見たチシオスミレを追加します。
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 先週末の撮影です。
榛名へ行ってきました。
 
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たくさん咲いていました。 スミレの女王様と称されることもある
サクラスミレ です。
高原の草原などに多い大型のスミレです。
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花びらの先がくぼんで桜のような花びらになるものが多く見られるということで
桜菫 と呼ばれます。
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ちょっと花弁が痛み始めていますが先がくぼんでいるのが良く分かると思います。
側弁のひげが濃いですね。
 
さらに1週間前 に撮った一秋の地元の山の桜菫です。
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 ***********   5/26  長野で見かけたサクラスミレ  ************
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サクラスミレについて 図鑑風にまとめてみました。
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サクラスミレは北海道から九州まで分布していますが日本海側や関西地方など
西の方では多くないようです。
スミレの女王といわれる華やかなスミレです。
いがりさんが「日本のスミレ」で
『スミレに興味をもちはじめると、まず最初にあこがれるスミレのひとつだろう。』
と書かれている通りだと思います。
葉数は意外と少なく三角状の長卵形で葉柄などに白く粗い毛が目立ちます。
柱頭は幅広の虫頭形。

またまたスミレの記事です。
スミレの女王様といわれるスミレ サクラスミレ (桜菫)です。
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ちょっと山の上で未だ花盛りでした。
全体に荒い白毛が生えています。
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スミレ類の中では大き目の花で側弁には毛が生えています。
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葉脈に沿って赤紫の斑が入るものがあり チシオスミレ (血潮菫)と呼ばれます。
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花はサクラスミレと変わりありません。
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やや花弁の先がくぼんでいますね。桜の花びらのようだということで「サクラスミレ」と呼ばれるのです。
そんな花びらが多い菫です。

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