物臭狸の『すみれ world』

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オオバキスミレ


オオバキスミレ



連休の終わりころ見に行ってきました。
いつもだと未だ咲いていないであろうと思われるのですが
今年は暖かくスミレの花が早いので確認に行ってみました。
僅かに咲き始めたところでした。







ナエバキスミレ(苗場黄菫)
<学名:Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W.Becker
    subsp. brevistipulata
        var. kishidae (Nakai) F.Maek. et T.Hashim.>

スミレ科 スミレ属 多年草








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影日 2018.05.04: 群馬県
オオバキスミレの変種の一つ。上越国境付近の亜高山(東北地方南部飯豊山地から
北アルプス北部にかけて
)の山地帯~亜高山帯に分布。
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草丈5~15㎝程度、茎は紅紫色を帯びる。
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根茎を伸ばして大きな群落を作ることが多い。
托葉は三角形で全縁。
根生葉は心型、茎葉は心形~三角状心形で先が尖る。
やや厚く光沢感が強い。上部の葉ほど細長くなり、脈は凹み赤みを帯びる。
花期は6~7月、花径15~20㎜ぐらいで鮮黄色、側弁の基部は有毛で、
唇弁には紅紫色の条が入り、花弁の裏側は紅紫色を帯びる。
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上弁と側弁が大きく舌弁は小さい。距は短くて目立たない。
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↓🔍大きく成ります。
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北海道南西部から本州近畿地方以北の積雪量の多い
日本海側の山地帯から亜高山帯の林縁や草地にに広く分布する。
日本特産で、変種が多い。高さは5~30 cmのやや大型のスミレ。
地下茎は長く横にはい、株を分けて増える。湿った林下に
群生することが多い。
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全体にわずかな軟毛があるか無毛。
形態に変化が多く、各地に変種が分布している。
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心形の根生葉(1~2枚)と広卵状形の茎葉(3~4枚)があり、
質は薄くてやわらかく長さは2-8 cm。先がやや尖り、
縁には小さい鋸歯があり、基部は心形となる。
上部の葉ほど細長くなる。
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花期4月~7月。直径1.5 cm黄色の花弁で、紫色の線が入っている。
側弁の基部に毛があり、距はいちじるしく短い。
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花柱の頭部がふくらんで、その両側に短い突起毛がある
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名前は大葉黄菫で、他のスミレと比べて葉が大きく
黄花を咲かすところから。



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ナエバキスミレ(苗場黄菫)
<学名:Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W.Becker
    subsp. brevistipulata
        var. kishidae (Nakai) F.Maek. et T.Hashim.>

スミレ科 スミレ属 多年草








群馬県でも北の方 新潟県寄りで見てきました。
咲きだしたところでまだ株数も少なかったです。
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撮影日 2017.05.20: 群馬県

ナエバキスミレはオオバキスミレ(日本海側の多雪地帯に分布)が
小型化した変種で上越地方から東北南部の亜高山に分布しています。
新潟県の苗場山で初めて見つかったので苗場黄菫と呼ばれます。

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根茎を伸ばして群落を作っていることが多い。
茎は赤く短い毛が生えている。

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5~15㎝くらい 環境によってかなり差が出る。
根生葉は心型、茎葉は心形~三角状心形で先が尖る。上部の葉ほど
細長くなる。やや厚く表は緑色で光沢があるが環境によって差がある。
脈は凹んで赤みを帯びる。葉裏も緑色で光沢がある。
托葉 三角形で全縁、やや赤みを帯びる。

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花は鮮黄色、側弁の基部は有毛で、唇弁には紅紫色の条が入り、
花弁の裏側は紅紫色を帯びる。

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上弁と側弁が大きく唇弁は小さい
距はとても短い。

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ナエバキスミレ
(苗場黄菫)
<学名:  Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W.Becker
              subsp. brevistipulata
              var. kishidae (Nakai) F.Maek. et T.Hashim.  >
スミレ科 スミレ属 多年草











上越地方から東北南部の亜高山に分布する、オオバキスミレが
亜高山帯で小型化した変種です。
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撮影日 2016.5.15: 群馬県

根茎で増えるので群落を作っている事が多いです。
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茎は紅紫色を帯び、短い毛が生えている。
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葉はやや厚くて光沢があり、心形で先が尖る。
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葉脈がへこみ鋸歯があり裏面は紅紫色を帯びる。
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花は鮮黄色、側弁の基部は有毛で、唇弁には紅紫色の条が入り、
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花弁の裏側は紅紫色を帯びる。
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上弁と側弁が大きく舌弁は小さい
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距はとても短い。
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