アオイスミレ
アオイスミレ 改 ・・・注) テスト中です。
アオイスミレ
アオイスミレ(葵菫)
<学名:Viola hondoensis W.Becker et H.Boissieu>
スミレ科 スミレ属 多年草
いよいよスミレの季節到来です。
早咲きのアオイスミレが咲き出していました。
撮影日 2019.03.09: 群馬県
北海道から九州の宮崎県の道ばたや丘陵、低山の明るい森林内や林縁部に多く、
やや湿ったところを好んで生える。
国外では中国や朝鮮からも記録はあるが、主な分布域は日本国内。(西日本の
太平洋側には少ないという。)
西洋のスミレで有名なニオイスミレに近縁
全体に荒い毛の多いスミレ。立ち上がって葉をつける茎はないが蔓状の
匍匐茎を盛んに出し、多数が地表を覆うように増える。
〔右下の丸印内はタチツボスミレで葉の先が尖っています。〕
葉柄は葉身より長く、葉身は丸っこい卵形、基部は心形で、先端は鈍く尖るが
あまりはっきりせず、場合によってはフキの葉のようにどこが先端かわからない
ような形になる。
表面は葉脈に沿って少し窪み、まには波状の鋸歯がある。
葉柄には逆向きの毛が多数あるのも特徴である。葉は春には小さくて長さ2-3cm、
夏には大きくなって5cm以上になる。夏葉が大きくなるのは、スミレ類では
珍しくないが、アオイスミレではその差が著しい。
托葉は披針形でふちに細長い鋸歯がある。
花は春早くに咲き、(花期は3〜4月)白に近い淡紫色。
花弁は長さ1〜1.3cmで、側弁にすこし毛がある。
唇弁には紫の筋状の斑紋がある。
距は長さ3〜4.5mm、でこぼこして、後部が太い。萼片は狭い長楕円形で毛が
あり付属体は丸い。
花柱の先はカギ形に曲がる。
花後は茎が匍匐して蔓状に伸びて葉をつけ、その葉腋に閉鎖花がつく。
さく果は直径約径5-6mmの球形で粗い毛が密生し、よく実る。果柄が曲がり
さく果は地面に転がっているように見える。
熟すと3裂するが、果皮片はほかのスミレのような舟形にならず、
種子をはじきださない。
種子は白っぽい色をしていて、ゼリー状の種枕(エライオソーム)が付いていて
アリに運ばれることで散布する。
名前の由来は”葵菫”で、葉の形がフタバアオイに似ることによる。
フタバアオイの葉
別名をヒナブキといい、これは特に大きくなった時期にその葉が
フキに似ることから、小さな蕗、との名前である。
アオイスミレ
アオイスミレ ~2018-③~
<学名:Viola hondoensis W.Becker et H.Boissieu>
スミレ科 スミレ属 多年草