ヒメスミレサイシン
ヒメスミレサイシン 2017②
ヒメスミレサイシン(姫菫細辛)
<学名:Viola yazawana Makino>
スミレ科 スミレ属 多年草
<学名:Viola yazawana Makino>
スミレ科 スミレ属 多年草

撮影日 2017.05.21: 長野県
前の記事のヒメスミレサイシンを撮ってから別の菫を撮るため
移動しました。直線距離だとすごく近いんですが、山の上なんで
下って回って登る・・・小一時間かかって行ったら
未だ咲いていなかった。 


そんな帰り道でヒメスミレサイシンにたまたま出会いました。

いくつか写真だけ並べてご覧ください。



ヒメスミレサイシン 2017
ヒメスミレサイシン(姫菫細辛)
<学名:Viola yazawana Makino>
スミレ科 スミレ属 多年草

撮影日 2017.05.21: 長野県
中部地方から関東北部の標高が1800m以上の亜高山帯の
落葉樹や針葉樹林下や林縁、やや乾いた草地などに生育しています。
落葉樹や針葉樹林下や林縁、やや乾いた草地などに生育しています。
(「フォッサマグナ要素」といわれ極限られた分布をしています。)

高さは4~8㎝。スミレサイシン類の中までは最も小さい。
花時には葉は展開せず巻いている。展開した葉は細長い心形で
両面に散毛があり縁には粗い鋸歯がある。
小さいですがややアケボノスミレの葉に似ています。

花期は5月。花は白色で、花弁の先端は反り返り、直径1~2㎝。
唇弁には紫条がある。側弁は無毛。距は短くて円い。
がくの付属体には歯がなく円いです。

ヒメスミレサイシン <Viola yazawana Makino> 2014
中部地方から関東北部の亜高山帯という極限られた場所に分布しているスミレです。
フォッサマグナ要素の植物と言われ
亜高山の落葉樹や針葉樹林下などや林縁に生えています。

(右下のは小型のタチツボスミレです。)

白花の清楚なスミレです。

側弁に毛は生えていませんね。
距は短いのもこの仲間の特徴です。
がくの付属体に歯は無く丸いです。
距は短いのもこの仲間の特徴です。
がくの付属体に歯は無く丸いです。
スミレサイシンの仲間なので
花が開く時には葉が未だ完全に開ききっていません。
花が開く時には葉が未だ完全に開ききっていません。

開いた葉はこちらの過去記事を覗いてみてください。
ヒメスミレサイシン <Viola yazawana Makino>
ちょっと高い山に咲くスミレなんで花期は5月末~6月頃と遅いです。
7月末に葉を見に行ってきました。

開いた葉を見るには花後見に行かねばなりません。
基部は深い心形で先は尖り荒い鋸歯があります。
ややアケボノスミレの葉に似ていますね。小さいですが。
では、今年6月に撮った花をご覧ください。