タチツボスミレ(立坪菫)
<学名:Viola grypoceras A.Gray>
スミレ科 スミレ属 多年草


ほぼ日本全土に分布するもっとも普通に見かけるスミレ。
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撮影日 2023.3.11: 群馬県

花時は高さ10cm程度だが、花後30cm程度まで伸びる
地上茎のあるスミレ。
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春早くはあまり伸びていないため地上茎が無いように
見えます。
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径2㎝ほどで薄紫色の花は
側弁は無毛、柱頭はこん棒状。がくの付属体は丸くて
歯が見られない。
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距の先が上を向いて曲がっています。結構見かけることが
あります。他のスミレでも時々見かけることもあるものです。
カギガタタチツボスミレ(カギタチツボスミレ)なんて
呼ばれたりしますが特段分ける必要はないのではないかと
思います。