地元の山の中でこんなスミレを見つけました。
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撮影日 2018.08.26: 群馬県





葉の切れ込みからエイザンスミレかヒゴスミレを片親とするすみれ
思われます。
{近くで見られる菫は、サクラスミレ・フモトスミレ・アケボノスミレ
エイザンスミレ・ヒゴスミレ
など}

フイリフモトスミレとエイザンスミレの交雑種フイリスルガキクバスミレ
似ていると思いましたが、
フイリスルガキクバスミレの葉の切れ込みより深いように思います。


比較の為フイリスルガキクバスミレの花と葉を
載せておきます。
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撮影日 2007.05.   群馬県
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撮影日 2007.07.  : 群馬県


葉の切れ込み方が深いようですから







フイリフモトスミレとヒゴスミレの雑種ではないか
と思いますが。どうでしょうか。


来年開花してくれるといいのですがね。
楽しみに待ちたいと思います。






フイリタナオスミレ(斑入種生菫)
<学名:Viola x kurokawae H.Hara ex F.Maek. et T.Hashim.
                                   f. variegata Hama >
ヒゴスミレ×フイリフモトスミレの交雑種




山地の落葉樹林下などヒゴスミレとフイリフモトスミレの
自生する所で稀に生える両種の交雑種
葉は卵状披針形~楕円状披針形で浅裂~深裂が入る。
細いキクバ状になる事もあり、長さ4~7cm、表面には
白い斑が入り裏面は紫紅色を帯び無毛。
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花期は4月、小型~中型の花でヒゴスミレ状 のものから
フイリフモトスミレ状のものまで変異があり、側弁基部は有毛。
和名は初めて発見された所、三重県青山町種生(たなお)に由来する。





母種と思われるスミレ  

フイリフモトスミレ
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撮影日 2018.08.26: 群馬県

ヒゴスミレイメージ 7
撮影日 2018.04.  : 群馬県