物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

2018年04月

オクタマスミレ(奥多摩菫)
<学名:Viola×savatieri Makino>
エイザンスミレ  と  ヒナスミレ  の雑種







エイザンスミレとヒナスミレの交雑種で両種が混雑する所で
比較的良く見つかります。
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撮影日 2018.04.14: 群馬県
葉は卵状披針形で浅裂~中裂に切れ込みがあり、不規則な鋸歯が
あります。
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半分切れていました。
裏は ヒナスミレの特徴を引き継いで紫色を帯びるようです。
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花期4月中旬~5月上旬頃 淡紅紫色~紫紅色の綺麗な花を
咲かせます。
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花は終わりかけでした。
側弁には毛があり、距は 太めでやや短い。
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スミレのプリンセスといわれるヒナスミレの血が表れているためか
とてもきれいなスミレで。横顔、距はエイザンスミレに似ていますね。


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最初に奥多摩地方で発見されたので「オクタマ」と名づけられた。
といわれますが、最初の発見は明治20年代に牧野博士らにより
埼玉県三峰山で採集、発表されたもののようです。


スワスミレ(諏訪菫)
<学名:Viola×miyajiana >
エイザンスミレとヒカゲスミレとの雑種



地元でヒカゲスミレがたくさん見られるところがあり
エイザンスミレとの雑種が確認できるので覗いてみました。

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撮影日 2018.04.15: 群馬県
花が散ろうとしている状態でした。
もう終わりか と思ったのですが、近くに花盛りの株が
いくつか見られました。

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高さ5~15㎝くらいで葉は葉卵状披針型~披針型、
縁は浅裂~中裂の不規則な切れ込みがあり毛が多い。
葉裏白っぽい緑色。托葉は長細い三角形。
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花期4月、直径1㎝~1.5㎝くらいの淡紅紫色~紅紫色。
唇弁の紫条はヒカゲスミレに似て多くて強く出る傾向がある。
側弁の毛も多い。
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距円筒形、やや太い。
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1924年に千野光茂氏が長野県諏訪市で発見し小泉源一博士によって
発表されたもので、和名は発見地の諏訪市にちなんだもの。



別    株
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散った桜の花びらの中で咲いていました。
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エイザンスミレが親となった雑種は葉の切れ込みで判断が容易です。


エイザンスミレとヒカゲスミレとの雑種
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ヘイリンジスミレ(平林寺菫)
<学名:Viola x hiyamae F.Maek.>






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撮影日 2018.04.15: 群馬県
スミレとヒメスミレの交雑種です。
両親とも人里~丘陵地に多く分布しているスミレですから
探せば身近で見つかる可能性は多いです。
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葉は横に広がり、基部は左右に張り出した三角状長被針形で
基部はヒメスミレの様に心形にならず鋸歯はやや荒く
ヒメスミレよりスミレに似た感じです。
葉の裏はヒメスミレの様に紫色を帯びています。
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距の形はヒメスミレに似ていてやや色が薄い。
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スミレの葉には翼があって普通立ち気味で長卵形、ヒメスミレは葉が横に広がりやや三角状被針形で鋸歯がはっきりしている
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和名は埼玉県の平林寺で最初に発見されたことによる。


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ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)
<学名:Viola bissetii Maxim.>
スミレ科 スミレ属 多年草






一秋の住む地元では見られないスミレです。
お隣の埼玉県へ見に行ってきました。
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撮影日 2018.4.8: 埼玉県
本州(福島県以西)四国、九州大分県付近の雪の少ない太平洋岸の
やや湿度のある半日陰の落葉樹林などに分布する日本固有種。
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葉は少なくて、長さ5~8㎝。基部は心形。茎や葉の裏は
やや紫色を帯びる。
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開花の時期には開ききっていないのが特徴。
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花期は3~4月、直径約2㎝ぐらいの花は淡紫色。かなり薄いものもあり、
白花も比較的多く見つかる。
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側弁は無毛。距は短くてぽってりと太くて短い。
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スミレサイシン同様に雌しべの柱頭がくちばし状になる。
萼片の付属体の切れ込みは鋭く長さ5~8㎝、
披針形で細長い。
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名はスミレサイシンに似て葉を細長くした形であることから
長葉の菫細辛と付けられた。
(スミレサイシンの名前は、葉の形が漢方薬として有名な
ウスバサイシン (細辛) に似ていることからつけられた。)

⇓ 大きくなります。
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今年は桜の開花が早いということで、
スミレはどうだろうと…
ちょっと早いけど地元群馬から西隣の長野県の高原に
早咲きのスミレが見られるかと、遊びに出かけてみました。
・・・
早すぎました。一つイブキスミレの花が見られただけで・・・
ほとんど『骨折り損のくたびれ儲け』状態でした。



イブキスミレ(伊吹菫)
<学名:Viola mirabilis L. var. subglabra Ledeb.>
スミレ科 スミレ属 多年草



本州(広島以北)~北海道の一部、火山灰地や石灰岩地帯に
点在して生育(隔離分布)する希少種。
葉は円心形で円く先は尖っていません。
花時にはほとんど地上茎が見られないスミレです。
ちょっと汚れていましたが
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撮影日 2018.4.7: 長野県
花は淡い紫色で側弁の基部に毛が密生し距は白いです。
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がくの付属体は歯がなく円くて大きいです。
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ほとんどが伸びだしたばかりです。
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1つでも花が見られて春の息吹を感じることができましたが
まだ雪が残っていて寒かったです。

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