タデスミレ(蓼菫)
<学名:Viola thibaudieri Franch. et Sav. >
スミレ科 スミレ属 多年草
<学名:Viola thibaudieri Franch. et Sav. >
スミレ科 スミレ属 多年草
長野県の2カ所で生育が確認されていたが、そのうち1カ所は
絶滅したといわれます。
つまり自生地は1箇所のみというとても貴重なものです。
絶滅したといわれます。
つまり自生地は1箇所のみというとても貴重なものです。
環境省・絶滅危惧 IB類(EN)
長野県・絶滅危惧 Ⅰ類
長野県・特別指定希少 野生動植物
などに指定されています。
茎は直立し高さは25~35cm。微毛がある。

撮影日 2017.05.28: 長野県
タデの仲間を思わせる葉が最大の特徴で
茎の下方の葉は退化し、鱗片状。上方の葉は広倒披針形で、
葉の基部から葉柄に向けて連続的に狭まります。

長さ7~10cmで、低い鋸歯があります。長くて蓼のような
特徴的な葉の形をしています。
特徴的な葉の形をしています。

托葉 櫛の葉状に切れ込む。

花期は5下旬~6月上旬。小輪の白色の花で花弁は細い。

唇弁や側弁に紫条が有り側弁に毛が生えています。

距はやや短くてエゾノタチツボスミレと同じく距のお尻に溝があります。

ブログではお伝えできませんが、独特の爽やかな香りがある。