物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

2017年04月

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ヘイリンジスミレ(平林寺菫)
<学名:Viola x hiyamae F.Maek.>
スミレ科 スミレ属 多年草











スミレとヒメスミレの交雑種です。

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撮影日 2017.4.15: 群馬県.

姿はヒメスミレに似ていますが、
距の色合いはスミレのように濃い紫になります。
が花弁に比べるとやや薄いみたいです。

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葉はあまり立つことがなく横に広がります。

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エゾアオイスミレ(蝦夷葵菫)
 <学名:Viola teshioensis Miyabe et Tatew.>
スミレ科 スミレ属 多年草






去年地元で見つけたエゾアオイスミレ
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撮影日 2016.04.04: 群馬県

今年近くの別株が咲いていました。
標高が700メートルぐらいと低いところで見られるとは
思ってもいなかったスミレです。

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撮影日 2017.04.16: 群馬県


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葉の様子

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ヒメスミレ(姫菫)
<学名:Viola inconspicua Blume
   subsp. nagasakiensis (W.Becker) J.C.Wang et T.C.Huang>

スミレ科 スミレ属 多年草








本州〜九州の人家近くによく生え、やや乾燥した道ばたや
あまり手入れされない芝生の周辺、公園などに生える。
人里にみられる植物であり、山間部や森林周辺ではまずない。
(帰化種ではないかなんて考える人もいるのが分かります。)

芝生の中に群生していました。
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撮影日 2017.4.15: 群馬県

全体に毛がない。高さ 4~8 cm ほど。根は白い。

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葉は三角状披針形、長さ 3~4 cm、、左右に張りだした部分に
鋸歯が目立つ。

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裏面は紫色を帯び葉柄には翼はない。

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夏の葉は長三角形で、名前と不つりあいなほど大きくなる。
花期は3~5月。紫色の花をつける。花は濃紫色、
側弁の内側には毛がある。柱は逆三角形。

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距は太めでぽってりしていて、緑白色に赤紫色の斑点がある。
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(赤紫色のかすり模様)



濃紫色でスミレに似ているが、
やや小さいことから ヒメスミレ と呼ばれます。

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ヒカゲスミレ(日陰菫)
<学名:Viola yezoensis Maxim.>
スミレ科 スミレ属 多年草








北海道、本州、四国、九州(阿蘇山付近まで)の山地樹林内などに
分布している。
(主に太平洋側に多いが、西日本では生育数は少ないという。)
谷沿いや沢沿いの落葉樹林の下など湿度が高いところを好む。
日陰と呼ばれるわりには日当たりの良い場所にも生育していることも多い。
根を伸ばして増え群生することがある。
高さは5~12㎝。葉は4~7cmの長卵形~長三角形で、先がとがり、
基部は心形となる。両面に毛が多い。
ふつう両面とも緑色で柔らかい感じがするが"葉の表面がやや黒褐色に
色づくことがある。
 
お隣の埼玉県にナガバノスミレサイシンを撮りに行ったときに出会ったフイリヒカゲスミレ
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撮影日 2017.04.9: 埼玉県

葉の表が茶色になるのをタカオスミレと呼びます。
高尾山で最初に発見されました。
葉の表が褐色になるものをハグロスミレと呼び上記のタカオスミレとは
区別しています。
褐色に斑が入るものをフイリヒカゲスミレと呼びます。
仮称というかハグロスミレとして区別はされないようです。

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地上茎はなく、地面から伸びる花柄に直径約2㎝の白色の花をつける。

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ふつう側弁基部に毛が密生する。
花柄や葉柄にも毛が多い。唇弁、側弁には紫色の筋がある。

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葉の表面がやや黒褐色に色づいているものです。

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ノジスミレ(野路菫)
<学名:Viola yedoensis Makino>
スミレ科 スミレ属 多年草









今年はノジスミレとの出会いが少ないように思います。
去年はとても多かったのですが・・・
菫にも裏年があるのでしょうか。

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撮影日 2017.4.2: 群馬県

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全体に白い短毛が生えています。

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普通側弁には毛が生えていません。
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距は細長いです。


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