物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

2015年06月

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)
<学名:Viola biflora L>
スミレ科 スミレ属 多年草




たくさん咲いていました。
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撮影日 2015.05.24,31: 長野県

北極を中心とする環状に分布(北半球冷温帯の広範囲に広がる。)
日本国内では、北海道、本州の紀伊半島以北、四国山地、屋久島の
高山に分布。
亜高山帯~高山帯の湿った岩場の隙間や、草地や沢沿いの林縁などに
生育する。

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高さは5~20 cm程、高山帯では10 cm程のものが多い。
葉は2-4 cmの腎円形ないし腎心形で薄く柔らかく短毛があり光沢が無い。
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縁は波状の鋸歯がある。
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花期は6-8月。直径1.5-2 cmの鮮黄色の花を一つ付ける。
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唇弁は大きく褐紫色の筋が入り、上弁と側弁がそり返る。
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側弁基部は無毛。
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花柱はY字形で無毛。
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和名は、黄色の花で葉の形状が馬の蹄(駒の爪)に似ていることに由来する。



ミヤマスミレ(深山菫)
<学名:Viola selkirkii Pursh ex Goldie>

今年は花時のタイミングを逃しあまり出会えなかったスミレです。
 
とりあえず写真だけ・・・
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撮影日 2015.05.24: 長野県

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エゾノタチツボスミレ(蝦夷立坪菫)
<学名:Viola acuminata Ledebour >
スミレ科 スミレ
 




北海道、本州(岡山県以北)の落葉樹林の林床や林縁、半日陰の草地
などにに生える20~40㎝くらいと大型で立ち上がる多年草
(やや寒冷地を好む)
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撮影日 2015.05.24: ぐんま長野県

葉の基部は浅い心形で上部のものほど大きく、葉先は尖る。
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葉柄には毛があるものが多い。
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長野で沢山見かけるのですが、ほとんど白いものばかりです。

花期は4月~5月、花径15~20㎜くらいの小さな花をつける。
花の色は白ないし淡い紫色
側弁には毛が密生する。
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柱頭には突起毛が生え、距は白くてやや短く溝がある。
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托葉は櫛状に深く切れ込み、毛が生えている。
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別名:イヌスミレ


       

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(名前か写真をクリックすると記事に飛べます。)
  
  
 
オオバキスミレ の亜高山型の変種

ナエバキスミレ(苗場黄菫)
<学名:  Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W.Becker
              subsp. brevistipulata
              var. kishidae (Nakai) F.Maek. et T.Hashim.  >
スミレ科 スミレ属 多年草


こちらは、しばらくぶりの更新になってしまいました。
ナエバキスミレ 群馬の北 新潟寄りで沢山見てきました。

ナエバキスミレオオバキスミレ小型化した変種で上越地方から
東北南部の亜高山に分布しています。
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撮影日 2015.05.17: 群馬県

匍ふくする根茎で増えるので群生を作る事が多い。
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茎は紅紫色を帯び短い毛が生えている。
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葉はやや厚く光沢があり、心形で先が尖る。
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葉脈がへこみ縁も鋸歯があり裏面は紅紫色を帯びる。
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花は鮮黄色、側弁の基部は有毛で、唇弁には紅紫色の条が入り、
花弁の裏側は紅紫色を帯びる。
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上弁と側弁が大きく舌弁は小さい
距はとても短い。

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