2014年12月
ヘイリンジスミレ
今年見た雑種スミレ(レヘイリンジスミレ)を
『物臭すみれ図鑑』にしました。
間違いや疑問などありましたらどしどしコメントください。

サクラスミレ
前の記事で本の表紙になっているスミレが「サクラスミレ」
でした。
そこでサクラスミレに付いて図鑑風にまとめた種類解説の
改訂をしましたのでご覧ください。
でした。
そこでサクラスミレに付いて図鑑風にまとめた種類解説の
改訂をしましたのでご覧ください。
こういうのを作ると再発見や写真や知識の不備などが
良く分かります。不足部分は
良く分かります。不足部分は

にしておくと後で見返すのに役にたちますし・・・
サクラスミレ(桜菫)<学名:Viola hirtipes S.Moore>
スミレ科スミレ属 多年草
スミレ科スミレ属 多年草
北海道、本州、四国、九州の明るい林縁から
日当たりの良い草地、草原に生育
中部以北が分布の中心で西日本では少ないという。
葉は三角状長卵形で鈍頭、鈍い鋸歯があり基部は心形。
葉柄や花柄には粗い白毛が目立つ。
日当たりの良い草地、草原に生育
中部以北が分布の中心で西日本では少ないという。
葉は三角状長卵形で鈍頭、鈍い鋸歯があり基部は心形。
葉柄や花柄には粗い白毛が目立つ。

菫の女王とも呼ばれる。

くぼんでいるからという事ですが、そのような花弁は
あまり多くは無い。
では物臭図鑑のサクラスミレです。

書籍紹介『野の花とゆらら 私のすみれ』
発行所の記載がないので自費出版なんでしょうかね。
札幌の(有)ナチュラリーから購入しました。
札幌の(有)ナチュラリーから購入しました。
浜先生の「原色 日本のスミレ」のような
綺麗な図が載っています。
解説のほか各部の図もあってまさに「原色 日本のスミレ」と
同じようです。
綺麗な図が載っています。
解説のほか各部の図もあってまさに「原色 日本のスミレ」と
同じようです。

ちなみに 表紙の絵は サクラスミレのようですね。
(表紙が何かは出ていないのですけど間違いなくサクラスミレだと
思います。)
(表紙が何かは出ていないのですけど間違いなくサクラスミレだと
思います。)
タチスミレ
あまり良い写真がない部分もありますがニョイスミレの仲間である
タチスミレについて解説します。
タチスミレについて解説します。
(撮影日 2007.5.27 : 栃木県)
タチスミレ(立菫)<学名:Viola Raddeana Regel>
スミレ科スミレ属 多年草

関東地方(栃木県、群馬県、茨城県)の一部の河川沿いと九州
(大分県、鹿児島県、宮崎県)の一部だけに残る珍しいスミレで、
河川敷などのアシ原や低湿地の湿った草地に生え、背丈は
葦の成長に合わせるように1mに達することもあります。
(草本のスミレ属では世界最大)


葉は長披針形で細長いです。


托葉は長さ2~4cmと大きく切れ込みは少なく
疎らな鋸歯がある。
花色は白から淡紫色で1cm前後。白花の個体でも、
花弁裏面は淡紫色を帯びることが多い。


疎らな鋸歯がある。



花期は比較的長く5~6月閉鎖花はあまりつけず開放花を
断続的に咲かせます。
断続的に咲かせます。

花色は白から淡紫色で1cm前後。白花の個体でも、
花弁裏面は淡紫色を帯びることが多い。


側弁の基部は有毛。
距は短い。
距は短い。

ニョイスミレの仲間ですが、葉や萼片が長いことなどで
区別できます。
絶滅危惧種(Ⅱ類(VU))に指定されているタチスミレは、
葦原や草原に生育しているため河川改修などで激減している。
葦原や草原に生育しているため河川改修などで激減している。