物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

2014年07月


エイザンスミレ(叡山菫)< 学名 : Viola eizanensis (Makino) Makino >
 
 
こちらではとても個体数の多いスミレです。
毎年たくさん写真に収めています。今年もたくさん写したなかから 
 幾つかエイザンスミレの花達をご紹介します。
イメージ 1
イメージ 2
撮影日 2014.4月5月: 群馬県・埼玉県
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
イメージ 8
イメージ 9
 
イメージ 10
 
イメージ 11
 
イメージ 12

エイザンスミレについての解説記事は 
    ①エイザンスミレ解説 
    ②色々なエイザンスミレの画像 
    ③変品種の種類 
 
 クリックで過去記事ページに飛べます。

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)<学名:Viola biflora L.>
 
スミレ科スミレ属の多年草、和名にスミレと付かない唯一のスミレ。
[ 普通スミレの仲間の名前は○○スミレまたはスミレ○○という風に
スミレと付いているのですがキバナノコマノツメだけはスミレと付かないのです。]
北海道、本州中部以北、四国山地、屋久島の亜高山帯から高山帯の
湿った草地や沢沿いの林縁などに生育する。

 
毎年八ヶ岳の近くに見に行っています。今年も行ってきました。
イメージ 1
撮影日 2014.6.29 : 長野県
 
花期は6-8月。直径1.5-2 cmの黄色い花を付ける。イメージ 2撮影日 2014.6.1 : 長野県
 
唇弁は大きく褐紫色の筋が入り、上弁と側弁がそり返る。
イメージ 3
撮影日 2014.6.1 : 長野県
 
花柱はY字形で無毛。
 
昔撮った画像ですが、距の分かるものを
イメージ 7
撮影日 2010.6.26 : 長野県
 
葉は2-4 cmの腎円形ないし腎心形イメージ 4
撮影日 2014.6.29 : 長野県
 
柔らかく短毛があり光沢が無い。縁には波状の鋸葉がある。
イメージ 5
撮影日 2014.6.29 : 長野県
 
和名の由来は、黄色の花で葉の形状が馬の蹄(駒の爪)に似ていることから

おまけ 若い果実
Y字形の花柱が残っていて良く分かるかと・・・
イメージ 6
撮影日 2014.6.29 : 長野

ミヤマスミレ(深山菫)<学名:Viola selkirkii Pursh ex Goldie>
 
 
北海道、本州、四国に分布
(北海道では低地の落葉樹林などで見られるようですが
本州では東北は低山に、中部付近では1000m以上の亜高山に分布し、
西日本や四国では高山に飛び地的にみられる程度だそうです。)
毎年の様に長野の山まで見に行っています。
今年もたくさん見てきたのです。ちょっと遅まきながら記事アップします。
イメージ 1
撮影日 2014.5.25 : 長野県
 
主に湿り気のある腐植質の多い落葉樹林下などに生育しています。
イメージ 2
 
紅紫色の綺麗なスミレです。
イメージ 3
 
イメージ 4

側弁に毛は生えていません。
がくの付属体の縁には毛が生えています。
イメージ 5
撮影日 2014.6.1 : 長野県

しばらくぶりの投稿になっちゃいましたね。
今日はスミレ勉強会とのコラボ記事としてすみれの実生と夏葉について
記事にしてみました。
 
私は栽培はしていません。
なぜかというと  ・・・  
私は、雨が降ろうと水をやってしまうなどかわいがりすぎて・・・?!
遂には枯らしてしまうことが多くて・・・
 
しばらく工事で通行止めになっていた峠道が開通したので通りましたが、
「このあたりにはマルバ・エイザンがごっそりと生えていたはず・・・」と
車を止めて覗いてみると
ありました。  いっぱいイメージ 1
 撮影日 2014.6.29 : 群馬県
イメージ 2
中央のマルバスミレと左上にエイザンスミレが写っています。
 
エイザンスミレは夏になると葉が大きく3裂になります。イメージ 3
たまには5裂するものもあります。

以前撮った春の花時の葉と夏葉が対比できるものをご覧ください。イメージ 4
撮影日 2009.5.24 : 群馬県
 
まったく違うものに見えます。
この画像にはエイザンスミレの実生が写っています。
切り取ってみましょう。
イメージ 5

夏葉と同じ3裂の本葉ですね。
 
先のマルバとエイザンの写真にはマルバスミレの実生が写っているのに
気が付きましたか。
 
マルバスミレの芽生えです。イメージ 6
本葉はもう立派な丸葉です。
 

↑このページのトップヘ