物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

2014年06月

  ちょっと前に記事にした ナエバキスミレ のところへ行ってきました。
目的は別だったのですがすぐ近くだったので様子を見に行ってきたのです。
 
未だ花が見られました。
イメージ 1
 
 
おおかた終わっていて、果実ができていました。
イメージ 2
 
丸くてちょっと独特な形をしています。
イメージ 3


中部地方から関東北部の亜高山帯という極限られた場所に分布しているスミレです。
フォッサマグナ要素の植物と言われ
亜高山の落葉樹や針葉樹林下などや林縁に生えています。イメージ 1
(右下のは小型のタチツボスミレです。)
 
イメージ 2
白花の清楚なスミレです。
 
イメージ 3
側弁に毛は生えていませんね。
距は短いのもこの仲間の特徴です。
がくの付属体に歯は無く丸いです。

 
スミレサイシンの仲間なので
花が開く時には葉が未だ完全に開ききっていません。
イメージ 4
 
 
 
開いた葉はこちらの過去記事を覗いてみてください。
 

< Viola acuminata Ledebour >
 
長野でたくさん見てきました。イメージ 1
割と大きく立ち上がるスミレで大きいものは高さ30cm程度になります。
イメージ 2

未だ咲き始めのものが多かったです。
濃い色のものもありますが、白っぽいものが多いですね。
イメージ 3
側弁に毛が生えています。
イメージ 4

花は
イメージ 5
距の後ろに溝があるのが分るでしょうか。
これもこの仲間のスミレの特徴ですね。
柱頭(めしべの先)には突起が有るのもエゾノタチツボの特徴でもあります。
ルーペでもないとわからないですが・・・
イメージ 6
ここなんですが・・・
イメージ 7
拡大してみると突起があるのが良く分かると思いますす。イメージ 8

↑このページのトップヘ