物臭狸の『すみれ world』

yahooから引っ越し中 トライしています。 いろいろな すみれたち を紹介しています。

2014年05月

 

 
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(名前か写真をクリックすると記事に飛べます。)
 
 
タチツボスミレ と ニオイタチツボスミレ の雑種

タチツボスミレ
 
 
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ニオイタチツボスミレ
 
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との交雑種です。
 
 
 
 
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たくさんのニオイタチツボスミレが咲いていたのを撮っていたら
やや色薄いものを見つけました。タチツボかとも思ったのですが
葉の姿はニオイタチツボスミレ状です。
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花は中間的です。
ニオイにしては色が薄いんですが形はニオイの影響が出ています。
花の真ん中が白く抜ける感じになっています。
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距はニオイタチツボスミレ的ですね。
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 <Viola kusanoana Makino>
 
一秋の地元 群馬県の南西部 では見られないスミレです。
というわけで、
長野県の北の方へ オオタチツボミレ の観察に行ってきました。
おもに日本海側の多雪地域の林縁や明るい林床に生育しています。
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姿はタチツボスミに良く似たスミレです。
 タチツボスミレは地上茎が伸びだす前からたくさん花をつけますが、
オオタチツボスミレは伸びてから花をつける特徴があります。
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葉は丸みが有り脈もくぼみが強ようです。
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紫条が強いのも特徴です。
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距が白いのも特徴ですが
タチツボスミレにも距が白いものがあり注意が必要です。
 

< Viola obtusa (Makino) Makino >
 
地上茎のあるスミレの仲間(タチツボスミレの仲間)の中では
一番好きなすみれです。  過去記事 ⇒ 

地元でも見られるスミレなんですが榛名でたくさん咲いていたのを
見てきました。
 
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タチツボスミレに似ていますが葉がやや丸いです。
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花の中央部の白い部分がはっきりとしていてコントラストが
はっきりしています。
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花に香りがあることからニオイタチツボスミレと名が付きました。
ややうつむく様に咲き、距は反って上を向いています。
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通常は花柄に微毛が生えているのが目立ちます。

長野で見てきたスミレの中からいくつかまとめて紹介しておきます。
シロバナタチツボスミレ イメージ 1
< Viola grypoceras A.Gray f. albiflora Makino >
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タチツボスミレの白花品種です。
 
 
サクラスミレ
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<Viola hirtipes S. Moore >
前に載せた写真です。
サクラスミレは意外と花数が少ないのですが
たくさん付いていました。
 
 
ニョイスミレ
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< Viola verecunda A. Gray >
これはどこでも良く見かけるスミレです。
 
 
キバナノコマノツメ 
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<Viola biflora L. >
時期的に早かったために1株花を付けたものを
見つけただけでした。

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