オクタマスミレ(奥多摩菫)
<学名:Viola×savatieri Makino>
エイザンスミレ  と  ヒナスミレ  の雑種







エイザンスミレとヒナスミレの交雑種で両種が混雑する所で
比較的良く見つかります。
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撮影日 2018.04.14: 群馬県
葉は卵状披針形で浅裂~中裂に切れ込みがあり、不規則な鋸歯が
あります。
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半分切れていました。
裏は ヒナスミレの特徴を引き継いで紫色を帯びるようです。
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花期4月中旬~5月上旬頃 淡紅紫色~紫紅色の綺麗な花を
咲かせます。
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花は終わりかけでした。
側弁には毛があり、距は 太めでやや短い。
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スミレのプリンセスといわれるヒナスミレの血が表れているためか
とてもきれいなスミレで。横顔、距はエイザンスミレに似ていますね。


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最初に奥多摩地方で発見されたので「オクタマ」と名づけられた。
といわれますが、最初の発見は明治20年代に牧野博士らにより
埼玉県三峰山で採集、発表されたもののようです。