ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)
<学名:Viola bissetii Maxim.>
スミレ科 スミレ属 多年草
一秋の住む地元では見られないスミレです。
お隣の埼玉県へ見に行ってきました。

撮影日 2018.4.8: 埼玉県
本州(福島県以西)四国、九州大分県付近の雪の少ない太平洋岸の
やや湿度のある半日陰の落葉樹林などに分布する日本固有種。
やや湿度のある半日陰の落葉樹林などに分布する日本固有種。

葉は少なくて、長さ5~8㎝。基部は心形。茎や葉の裏は
やや紫色を帯びる。
やや紫色を帯びる。


開花の時期には開ききっていないのが特徴。

花期は3~4月、直径約2㎝ぐらいの花は淡紫色。かなり薄いものもあり、
白花も比較的多く見つかる。
白花も比較的多く見つかる。

側弁は無毛。距は短くてぽってりと太くて短い。

スミレサイシン同様に雌しべの柱頭がくちばし状になる。
萼片の付属体の切れ込みは鋭く長さ5~8㎝、
披針形で細長い。
萼片の付属体の切れ込みは鋭く長さ5~8㎝、
披針形で細長い。

名はスミレサイシンに似て葉を細長くした形であることから
長葉の菫細辛と付けられた。
(スミレサイシンの名前は、葉の形が漢方薬として有名な
ウスバサイシン (細辛) に似ていることからつけられた。)
⇓ 大きくなります。

コメント