キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)
<学名:Viola biflora L>
スミレ科 スミレ属 多年草




たくさん咲いていました。
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撮影日 2015.05.24,31: 長野県

北極を中心とする環状に分布(北半球冷温帯の広範囲に広がる。)
日本国内では、北海道、本州の紀伊半島以北、四国山地、屋久島の
高山に分布。
亜高山帯~高山帯の湿った岩場の隙間や、草地や沢沿いの林縁などに
生育する。

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高さは5~20 cm程、高山帯では10 cm程のものが多い。
葉は2-4 cmの腎円形ないし腎心形で薄く柔らかく短毛があり光沢が無い。
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縁は波状の鋸歯がある。
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花期は6-8月。直径1.5-2 cmの鮮黄色の花を一つ付ける。
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唇弁は大きく褐紫色の筋が入り、上弁と側弁がそり返る。
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側弁基部は無毛。
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花柱はY字形で無毛。
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和名は、黄色の花で葉の形状が馬の蹄(駒の爪)に似ていることに由来する。