あんまりの物臭会員です。
会長の要望に答え、いままでに撮りためた写真からスミレ勉強会用に記事を作ります。
(3本立てで進めていきますので・・・)
 
まずいくつかスミレをご覧いただきましょう。
まずは一秋の大好きなスミレ  アケボノスミレから・・・
 
アケボノスミレ(曙菫)<学名:Viola rossii Hemsl.>
スミレ科 スミレ属 多年草
 

北海道南部から本州、四国、九州の太平洋側の内陸部中心に分布。
(西日本では少ないそうです。)
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花の色がうまく出ていませんね。・・・
 

明るくて乾いた雑木林の下や縁などに多いです。
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4月中頃~5月に紅紫色の大柄な美しい花を咲かせる。
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落ち葉の中から花だけが出ています。こんな環境のところが好きなようです。
 
葉が展開する前に花が開く特徴はスミレサイシンの仲間に共通する特徴。
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花だけが出ているように見えます。
 
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花弁は肉厚。側弁に毛が生えています
 
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こちらは側弁に毛が生えていません
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距は短くてぽっちゃりがたです。 ⇒ これもスミレサイシン類の共通した特徴の一つです。
 
一秋の住む群馬県ではちょっと山手へ行けばあちこちでアケボノスミレに
出会うことができます。

いろいろな花をご覧ください。
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側弁に毛のあるものないものがあります。
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拡大
 
果実
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葉は花後に大きく広がってきます。
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開くと綺麗なハート型です。
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